日に日に寒くなってきますね

体調管理はしっかりしていきましょう

先日、「広島県資源循環協会」の主催で、不法投棄物の撤去ボランティアに参加してきました。
地域の方、そして世羅町さんの協力のもと参加業者も合わせ、総勢約100名での作業となりました。
約三時間の作業でしたが、瓶や缶、なかにはタイヤや冷蔵庫など等・・毎回このような作業には参加させて頂いていますが、いつも思うことは「情けない」この一言です。
通常、一般ごみは各市町に処理責任がありますから、皆さんのご家庭から出るごみはステーション等に持っていけばキチンと処理されます。当然、皆さんもその市町のルールに則ってごみを出されていると思います。出されたゴミは、各市町がキチンした方法で責任をもって処理してくれています。
では、なぜこのような事が全国各地で行われてしまうのでしょうか。
お金の問題?処理方法が分からないから?
多分、捨てられる方には色々な理由があると思います。事情もあるのかもしれません。
でも、いかなる事情があろうが、私が思うこの不法投棄してしまう人の根本的な理由は
ただの「自分勝手」のなにものでもないと思っています。
「ここなら捨ててもいい」「バレなければいい」
ゴミが自分の目の前からなくなれば、処理出来たと思っているのでしょうか?
自分の目の前からは消えたかも知れませんが、捨てた場所には新しくゴミが増えているわけで、ごみがただ移動しただけにしかすぎません。
そして、その移動したゴミは不法投棄物として警察の方のご協力により調べられ、そののち身元が判明し、今度は犯罪という名前に変わって必ず自分に帰ってきます。
事実、当社もそのような作業を警察の方からの依頼で行ったこともあります。
そのような事になる前に、少し立ち止まって考えてもらいたいと思います。
「自分が責任を持って、決められたルールでキチンと捨てる」
当たり前のことを、少し興味をもって当たり前に行ってゆくことが、限りある資源を未来へ活かしてゆくことに繋がってゆくんだと思っています。